長年にわたり同窓会事務室のある九学会館内に置かれていた、彫刻家の橋本恵吏(S23回卒)の制作の調塑像がこのほど残念ながら撤去されました。
昨年5月14日の熊本地震の前震でうつぶせ倒れ、顔が破損、左手も上腕部からポロリと落ちて無残な姿になってしまいました。
地震のメモリーのためにそのまま設置していましたが、今年4月に来室した作者ご本人の希望もあり、終に処分されることになったものです。
長い間有難うございました。何だかさびしい気もしますが、学院復興の新たなる出発のために、生生しいメモリーとの決別はやむをえないもしれません。