おしらせ

「藤崎八幡宮秋の例大祭の獅子頭の制作者は厚賀先輩」

[2018-09-13]

「藤崎八幡宮秋の例大祭の獅子頭の制作者は九学OB一家の厚賀先輩」

17日の藤崎八旛宮の秋の例大祭の本番が近付いて来ました。「まつり九学会」の参加募集もいよいよ最終段階を迎えます。明日14日午後6時~8時まで九学キャンパスの内の九学会館で参加受付をしますので、是非お越し下さい。

ところで、本日13日に「獅子飾卸」が行われましたが、その雌雄一対の獅子頭を制作したのは九学OBの厚賀新八郎先輩(S14回)です。是非ご承知おきください。誇りです。

<13日NHKニュースより>
熊本に秋の訪れを告げる熊本市の藤崎八旛宮の秋の例大祭が始まり、境内で獅子舞を奉納する「獅子飾卸」が行われました。
藤崎八旛宮の秋の例大祭は、豊作などを祈願するために、平安時代に始まったとされています。
初日の13日は午前11時前から「獅子飾卸」が行われ、熊本市の無形民俗文化財の新町獅子舞が披露されました。

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厚賀氏(S14回)、新町獅子保存会の獅子頭を制作
[2014/12/27]
九州学院OBの人形師・厚賀新八郎氏(S14回)は、熊本新町獅子保存会から制作を依頼された新しい獅子頭を完成させ、12月9日に藤崎八旛宮で開かれた入魂式に臨みました。

この獅子頭は市無形民俗文化財に指定されている獅子舞に使われるもので、30年近く前に作られた獅子頭の造形に使用されている和紙が傷むなどしていたため、新調されたものです。

 入魂式には同会のメンバーら約20人が参加。厚賀氏が赤の雄獅子と黄色の雌獅子の頭二つをメンバーに手渡し、神事後、拝殿前で2体の獅子の出会いを表現した「牡丹の舞」が披露されました。

厚賀氏は熊本の郷土民芸「おばけの金太」の製作者であり、普段は作っているものとは違って大きな獅子頭の仕事はたいへんだったそうで、先代が作った木型を用いて紙を幾重にもニカワで接着していく作業だけでも一月以上もかかったということです。「大変な苦労の末に完成させただけに実に嬉しいです」と喜びもひとしおの様子でした。

現在、「おばけの金太」を製作しているのは厚賀新八郎氏だけで、京都から熊本に移り住んだ人形師・西陣屋新左衛門以来、250年続く人形師の10代目です。厚賀新八郎氏のお父さん新氏(九中15回)、ご子息の俊男氏(S50回)と三代続けて九州学院のOBです。

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