九州学院同窓会

 彫刻家・ 高濱英俊氏（Ｓ28・1976年卒）の個展「高濱英俊展」が8月30日～9月4日、東京・大崎の0美術館で開催されます。

高濱氏は不知火町の出身で、九州学院を経て東京芸術大学、大学院に進学。卒業後は、日本の彫刻界をけん引する一人として、［水のかたち」をテーマに、生命、自然への思いを、個性的なやさしい曲線と力強いフォルムで表現して来ました。それらの彫刻作品は、視覚的な美しさだけでなく、実際に触れて感性を刺激する体感的な要素を大切にしています。　

現在も国内外のシンポジウム、個展、グループ展などに多数参加する幅広く活躍を続けています。中でも熊本県宇土市で産する馬門石で古代の石棺を復元制作し畿内まで運搬する「大王のひつぎ」実験航海プロジェクトでは、制作を手がけるなどその功績が高く評価されています。

なお、九州学院のキャンパスには、1号館ロビーの創立90周年記念(2001年)の「敬天愛人」の像をはじめ、「生成（CREATION）」(1999年)、「復活」(2011年)の三作品が設置されています。

 【個展・高濱英俊展】

会期：2024年8月30日～９月4日　　　　　

時間：11時～18時　＊初日は12時より/最終日は17時まで　　　　

会場：O美術館・第二展示室

https://www.shinagawa-culture.or.jp/o-art/