おしらせ
「日本陸上競技選手権大会クロカン」井川選手1秒差の2位
[2025-02-24]
2月22日(土)、福岡市の海の中道海浜公園クロスカントリーコース(1周2km)で行われた「第108回日本陸上競技選手権大会クロスカントリー」男子(10キロ)で、ラストの直線までトップを競り合った井川龍人選手(S71回卒・旭化成)は、わずか1秒差で優勝を逃しましたが2年連続の2位に入賞しました。
この大会は2026年1月に米国・タラハシーで開催される「世界クロスカントリー選手権」の代表の選考を兼ねているために日本代表経験者が多数エントリーし、28分24秒のタイムで優勝した三浦龍司選手(SUBARU)はパリ五輪3000障害8位の実力者です。
試合後、井川選手は、「持久力をメインに練習している時期なので、ラストまでは十分に余裕がありましたが、少し早めに出ておくべきでした」と、やや悔しそうに話しました。
元旦に行われた全日本実業団駅伝では、最終7区で12秒差の2位でタスキを受け取ると5キロ手前でホンダの中山選手に追い付きその背後でぴったりと約10キロをマークし、残り600メートルで猛然と仕掛け、狙い通りにトップに立つと見事に振り切り優勝のゴールのテープを切ってチームを5年ぶりの優勝に導く活躍をしたことはまだ記憶に新しいところです。トラックは5000mが主戦場です。スピード持久で日本人初の12分台を狙うことを目標にしているそうで、これからさらなる活躍に期待がかかります。